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HELLOWEEN / 7 Sinners

2010.10.31 (Sun) 09:45

アコースティック企画盤「Unarmed」に続くオリジナル 13th。ハロウィン
Helloween _ 7 Sinners
HELLOWEEN / 7 Sinners (2010)

アンディ・デリス< vo >が加入してから もう8枚目ですか。

彼が加入してからの
「Master of The Rings」(6th)
「Time of The Oath」(7th)
「Dark Ride」(9th) は
結構なお気に入りとして 今でもたまに聴きますが


「Rabbit Don't Come Easy」(10th)以降の3作は
全体的に HELLOWEENとしては楽曲がもうひとつの印象が強く
もうハロウィンもこのくらいの"そこそこ"な作品しか作れなさそだな..
と、勝手に諦めかけていました。


しかし、今作「7 Sinners」は、
非武装を意味する アコースティカルな企画盤「Unarmed」で
バンド内に溜まったとされるフラストレーションを
一気に爆発させた 生粋のへヴィ・メタル・アルバム

しかも
過去の栄光に捕われることのない魅力に溢れています。


「Better Than Row」(8th) の "Push"の頃から
後のアルバムらでも ちらほらと兆候がみられた
ずっとやりたかったのであろう

「ブルータリティとジャーマン・メタルの融合」

が ここにきて 高次元で 身を結ぶことに成功しています。


アグレッシプかつスラッシーに疾走する楽曲らは
ジャーマン・メタル流のフックあるメロディと、
アートワークからも想像される 硬質感の刃物の様な
音像で装飾され、唯一無二の ハロウィン・ワールドを展開。

無機質でソリッド、それでいて メロディアスな作風が
アンディ・デリスの声質とも うまく調和していますね。


これは素晴らしい。
個人的には「Dark Ride」以来の傑作です (´∀`)

キーパーとは違う別の魅力を
年数をかけて構築してきた熟練の業。

さすがの HELLOWEEN でしたね。正直見直しました ^^;

サシャ・ゲルストナー< g >、マーカス・グロスコフ< b >の
作曲能力の向上も目を見張るものがあり、
今後も活躍の場を広げていってほしいですね。


__________ Track List __________ [国内盤]
01. Where The Sinners Go
◎ 02. Are You Metal?
★ 03. Who is Mr. Madman?
○ 04. Raise The Noise
◎ 05. World Of Fantasy
○ 06. Long Live The King
○ 07. The Smile Of The Sun
▲ 08. You Stupid Mankind
○ 09. If A Mountain Could Talk
▲ 10. The Sage, The Fool, The Sinner
★ 11. My Sacrifice
12. Not Yet Today
▲ 13. Far In The Future
▲ 14. Faster We Fall (Bonus Track)

★◎○▲無印でお気に入り度をつけています ヽ(´¬`)ノ
ある程度アバウトですが▲以上で結構気に入ってると思って下さい。

① 先頭にもってくるのは酷なミドル・ナンバー。なぜ...。
② 今作の"ハロウィン"を印象づける曲。
③ "Perfect Gentleman"のSEが聴こえる続編。スピーディでメロもグッド!
④ フルートのソロが印象的。でもちょっと笑えるw
⑤ 昔ながらのハロウィン的メロディアスナンバー。素直に良い(´∀`)
⑥ ARCH ENEMY的でブルータルなリフが先行するナンバー。熱い!
⑦ 重圧かつ透明感のある アンディが加入してから得意とする系のバラッド。
⑧ "Dark Ride"みたいなサビメロw
⑩ ハロウィンのコミカルさを前面に出したメタル・チューン。
⑪ きたっ!大仰にしてクラシカルなコーラス部がグレイト!My No.1。



アートワーク自体はイマイチだけど 音楽内容とマッチングしてて○。

【90】

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KISKE / SOMERVILLE / KISKE / SOMERVILLE

2010/10/30(Sat) 11:20

キスク・サマーヴィル FRONTIERS RECORDSから 新プロジェクト。
KISKE  SOMERVILLE _ KISKE  SOMERVILLE
KISKE / SOMERVILLE / KISKE / SOMERVILLE (2010)

言わずとしれたメロディック・パワー・メタルの "声" マイケル・キスク
AVANTASIAでの活動 や KAMELOTへのゲスト参加 等で
知られる女性ヴォーカリスト アマンダ・ サマーヴィル が組んだ
プロジェクト・ユニットのデビュー作。

最近のマイケル・キスクの 積極的なゲスト参加等の活動には
いささか飽食気味になりかけてきているので
女性ヴォーカルとのデュエットなんて言われても
「んー。別になぁ・・。
 プラス・ヴァンドームよりもさらに軟らか系ですか?(´Д`;」
なんて思っていたのですが、

先行PVの ②"Silence" が
荘厳な雰囲気でなかなかに魅力的なハードチューンだったので再考。

結局チェックすることにしました (^^;ゝ


①からアップテンポで哀愁のメロディック・ハード・ロックが飛び出し、
②が先行PV、ブリッジでのアマンダの歌唱が冴えます。
③も①系統のアップ・チューンでキャッチーな良曲。
その後も聴きやすいロック・ナンバーが続きます。


これは充実のメロディアス・ハード/AOR な作品じゃあないですか。
唄の上手さは御二方とも折り紙付きですし、何より楽曲がイイ。

って実は 楽曲を手掛けるのは
マグナス・カールソンマット・シナー
現プライマル・フィア コンビ。 なるほど納得、良い訳だ。


楽曲のカラーが若干 プラス・ヴァンドーム とニアミス気味ですが
あちらは デニス・ワード や 外部ライターの手によるものだし、

毎度フロンティア・レコーズ御用達の マグナス・カールソンだけでなく
そこに マット・シナー の色を加えることで
似たようなプロジェクトが多い中でも、一応アリ、なのかなと。

あくまで キスクの声が前面に出ているのも 個人的には○。
女性ヴォーカルと絡んだコーラスも ちょっと新鮮ですね。


詰まるところ、マイケル・キスクのファン向け。
と 切り捨ててしまうのは 少々勿体無い。


__________ Track List __________ [輸入盤]
○ 01. Nothing Left To Say
○ 02. Silence
○ 03. If I Had A Wish
04. Arise
▲ 05. End Of The Road
◎ 06. Don’t Walk Away
▲ 07. A Thousand Suns
▲ 08. Rain
09. One Night Burning
10. Devil In Her Heart
11. Second Chance
12. Set A Fire (Bonus Track)

★◎○▲無印でお気に入り度をつけています ヽ(´¬`)ノ
ある程度アバウトですが▲以上で結構気に入ってると思って下さい。

① いきなりハードナンバーで驚き(^^)
③ ①とコレでつかみはOKですね。
④ ドライヴィングなロック・チューン。ちとメロが弱いか。
⑥ 私的には1番! コーラス部のポップな哀メロが最高。
⑧ キャッチーなミドル・チューン。○。
⑪ 優しくリラックスしたムードで。締めとしてはOK。
⑫ ミステリアスでヘヴィなボーナス。



おお、絵風になってますな。

【84】

HALFORD / Made Of Metal

2010.10.27 (Wed) 06:50

メタルゴッドのソロ・プロジェクト、ハルフォード
オリジナル・アルバムとしては約8年振りの3枚目。
Halford _ Made Of Metal
HALFORD / Made Of Metal (2010)

2000年に発表された 1st「Resurrection」は
TWO等の活動で迷走していたメタル・ゴッドが
久々に この世界に戻ってきたと
歓喜の声を持って受け入れられたアルバムでした。

私も当時は
安直にメタルに戻って来たロブを 斜めから見ていたものの
そのメタル然とした内容に興奮を隠しきれませんでした。

2nd 「Crucible」は 少し毛色が変わり、
現代的へヴィネスの色合いが強くなった作風が
私の肌には合わずあまり好きにはなりませんでしたね。

クリスマス企画アルバム「Winter Songs」を挟み、
今作「Made Of Metal」。
クラシックな本物のメタルを展開する1stを
彷彿とさせるそのアートワークに なかなかワクワクさせられました


実際、内容としては
往年のJUDAS PRIESTファンにとって
文句のつけようがないモノ
でしょう (´∀`)
1stよりもさらに JUDAS PRIEST、
しかも「British Steel」辺りを想起させるクラシックな楽曲陣が
現代のサウンドで甦ったかの様な印象です。

「まだまだ若いもんには負けん」と無理に
エキサイティングかつ 生命感のみなぎる作風を、、ではなく
現在の自己のフィールドをよく理解した上で創造した
メタル・ゴッドたる、ロブ・ハルフォード 面目躍如の作品。

アルバム中盤は 少しまったりもしますが
①や②、④を筆頭とした精悍なメタルチューンが
アルバム全体のカラーを色濃く印象付けます。
ただ、⑫の疾走チューンで終了した方が 聴き終えた印象は良いかな。
14曲はちょっと多いし、楽曲の中身的にも蛇足。


ロブの復帰した JUDAS PRIEST があろうとも
HALFORD の存在意義を感じさせてくれる作品。


__________ Track List __________ [輸入盤]
◎ 01. Undisputed
○ 02. Fire and Ice
▲ 03. Made Of Metal
○ 04. Speed Of Sound
05. Like There¹s No Tomorrow
06. Till The Day I Day
▲ 07. We Own The Night
▲ 08. Heartless
09. Hell Razor
○ 10. Thunder and Lightning
11. Twenty-Five Years
○ 12. Matador
13. I Know We Stand A Chance
14. The Mower

★◎○▲無印でお気に入り度をつけています ヽ(´¬`)ノ
ある程度アバウトですが▲以上で結構気に入ってると思って下さい。


① いいですね。ロブに期待する楽曲そのものです。
② ちょっと安直だけど。まぁいいよね。疾走チューン。
③ PV第1弾。オールドスタイルと未来的な機械音がうまく融合。
④ アップテンポのジューダス系メタル。○。
⑧ この辺りのムーディなナンバーもなかなか良い。
⑩ 哀メロが効くミドルなクラシックメタル。
⑫ キレのいいアップテンポチューン。これで終わってよかった。
⑭ 血管ブチ切れロブが聴けるアルバムカラーから外れたモダンチューン。



1stはバイク、今作はスーパーカー、と。いいですね。

【85】

OZZY OSBOURNE / Scream

2010/10/16 (Sat) 08:08

オジー・オズボーン オリジナル・ソロとしては 10作目。
Ozzy Osbourne _ Scream
OZZY OSBOURNE / Scream (2010)

4ヶ月程前に出ました
いくつになっても魔界のプリンス オジー・オズボーン の新作ですね。

もうオジーも今年で62歳ですか。
ロニーのこともありましたし、
元気な姿を見られる期間はそんなに長くはないんだろうなぁ。。

なんて、ちょっと寂しい入りになりましたが (´∀`;

オジー・オズボーン ソロ作 1st~6th は 私の大好きなアルバムです。

7th「OZZMOSIS」~ 前作「BLACK RAIN」は
初期BLACK SABBATH を意識しすぎた作風が あまり好きにはなれませんでした。

正直、今作もほとんど同じ作風になるであろうと思い
あまり期待はしていませんでした
が、
DREAM EVILFIREWINDガス・Gが Newギタリストとして
加入したのは 楽しみなニュースの一つでしたね。


ただ、曲作りの段階から彼が参加したわけではないので
ガス・G色が強く出た作品にはならないだろうと踏んでいました。





そして 、、

ほとんど予想どおりの内容となっていました。

7th 以降の へヴィネス路線が全体的なベースで
初期のエナジーとメロディアスなフレーバーを注入した印象。

歌メロも最近の作品の中では 聴きやすく印象にも残りやすいと思います。

ガス・Gのプレイは FIREWINDのように縦横無尽に弾きまくる
ということは 当然無く、個性的なプレイはあまりみられませんが
エッジの効いた図太いサウンドは ガリガリとしてて心地よく
局所的に 盛り上げてはくれます。

これで もしザック< g > だったら かなり前作に近い印象になったかも。


オジーのヴォーカルは ② "Let Me Hear You Scream" を筆頭に
パワフルで張りがあり なかなか良いですね。聴き応えがあります。

よほど調子のイイ日に録ったか
録音技術によるもんだと思いますケド w


んまー、わりと良いアルバムだと思います。
少なくとも私は 8th、9thよりは 気に入りました (´∀`)

BLACK SABBATH ~ ソロ ~ 引退復帰後のソロ 、と
大別して3様の音楽性を披露してきた OZZY OSBOURNE。

現在の姿を主軸に置いた上での 集大成
と位置づけします。

ガス・Gが全面的に作曲に関わるであろう次作に 期待を持ちたいですね。

オジー自身の年齢と、
また「ザック戻す」とか言いそうな きまぐれが心配ですが。。

ジョー・ホームズ みたいなことにならないでネ!


__________ Track List __________ [輸入盤]
○ 01. Let It Die
◎ 02. Let Me Hear You Scream
○ 03. Soul Sucker
▲ 04. Life Won't Wait
▲ 05. Diggin' Me Down
06. Crucify
▲ 07. Fearless
08. Time
09. I Want It More
10. Latimer's Mercy
11. I Love You All

★◎○▲無印でお気に入り度をつけています ヽ(´¬`)ノ
ある程度アバウトですが▲以上で結構気に入ってると思って下さい。

① パワフリャで重圧で格好いい。オジー流ヘヴィネスの魅力。
② 若干アルバムから浮いてるけど◎。未だオジーにはアップテンポを求む。
③ 中盤の盛り上がりが○ ①に通ずるヘヴィナンバー。
④ ビートルズ調のポップなメロディを持つバラード的なナンバー。
⑦ 数少ないアップなチューンw 安直な印象を受けるがそこそこ良い。
⑧ ~ ⑩ 正直このあたりはきつい ^^;
⑪ 1分程度の小曲。オジーからのメッセージか。



ジャケはなかなかイイですね。オジー、羽 生えてるよw

【83】

ANGRA / Aqua

2010/10/15(Fri) 06:43

ブラジルの至宝 アングラ 4年振りの 7th アルバム。
ANGRA _ Aqua
ANGRA / Aqua (2010)

アンドレ・マトス派 (そんなものがあるのかどうか知らないが) の
私は 彼抜きの 4th以降の新生ANGRA に対しては懐疑的でした。
しかし、前々作「Temple of Shadows」の素晴らしさには
ぐうの音も出ない、というか 完全に惚れこんでしまいました (´∀`)

前作「Aurora Consurgens」は飛躍した地位を確固たるものにする
大事な作品と 大いに期待して臨んだのですが、結果は。。
(ブラジリアン要素を強く導入するのは 悪くないが
 肝心のメロディがおざなりにになっちゃダメよん(>_<。)


そして今作、「ANGRAよ、もう一度。ほんとは出来るよね?
と、期待と不安が交じり合いながら 臨んだアルバムとなりました。。






んー。
どうした。キコ< g >さんよ。

悪くない。悪くはないが、
あんた達、こんなものじゃないでしょーよ。


全体的にサウンドの輪郭がぼやけているせいもあり 緊張感が希薄で
とても「Temple of Shadows」を造り上げたバンドとは思えません。

エドゥ・ファラスキ< vo >の歌声も 各所で指摘を受けるがままでしょう。


楽曲自体は 前作よりも聴き易く
メロディック・パワーメタルの範疇で好印象。
流れるようで心地よいメロディも随所に出てくるし
少々強引で面白みにかけるところはあるが、
趣向を凝らしたアレンジも 見受けられます。

しかし、バンドとしてのスケール感が ダウンしているのは否めない。

「頑張っている」のだけど、
それを聴き手に感じさせてしまうクラスのバンドでもないでしょうに。。

内部的に上手くいってないのかね?


アングラとしてはコンパクト。及第点のアルバム。

充分いいアルバムだけど 格/期待値から考えると、ね。


__________ Track List __________ [国内盤]
01. Viderunt Te Aqu
○ 02. Arising Thunder
▲ 03. Awake From Darkness
○ 04. Lease Of Life
05. The Rage Of TheWaters
06. Spirit Of The Air
07. Hollow
08. Monster In Her Eyes
09. Weakness Of A Man
10. Ashes
11. Lease Of Life [Remix] (Bonus Track)

★◎○▲無印でお気に入り度をつけています ヽ(´¬`)ノ
ある程度アバウトですが▲以上で結構気に入ってると思って下さい。

① 冒頭は1分程度のSE。
② お得意のダイナミックな疾走曲。しかし微妙にしょっぱい。。
③ 中盤の展開の変化が強引。全体的にはいいんだけど、おしい。
④ アクアのテーマを感じる佳曲。
⑤ く、苦しいよ、エドゥ。 どうした ^^;
⑥ ~ ⑨あたりの曲らは んー。ANGRA。どうした ^^;
⑩ 荘厳なピアノを中軸に据えた曲。ラストだしもう少し広げてもよかった?



このジャケは名盤の予感がしたんですけどね ^^; 残念。

【81】

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